キスユー、あなたさえいればわたしは生きていける

今週のお題「カバンの中身」


わたしが常に持ち歩いているアイテムのひとつは外食後に歯を磨くための歯ブラシです。


その名も「キスユー」



キスユー、ちょっと語感が照れ臭い。苦手な上司に「ちょっとキスユーの替えブラシ買ってきてもらえないか」と頼まれたら多少の違和感を覚えるネーミング。「おや?キミもキスユー使ってるのかい」も結構な違和感かも?


そんな「キスユー」に隠された秘密、それは「イオンの力」。


あるとや知れない「イオンの力」とやらで歯垢を除去するとかしないとか。


まあ、この書きぶりからも窺い知れるように「イオンの力」というのがよく分からない。


販売元の言うには「持ち手の金属部分を濡れた手で持って磨きなさい。濡れた手で持つことで、金属部分から微弱電流が歯に伝わってどうたらこうたら……」


えーっと、何のことですか?


持ち手には電池状態の確認用ボタンがあり、そこを押すとたしかに歯ブラシの内蔵ランプが光る。


うん、たしかに電池はあるようだ。


で?
イオンの力ですか?もう長年愛用していますが何のことか未だに分かりません。


気になる効果のほどについて正直に言います。歯磨き粉をつけなくても歯がつるっつるのピッカピカになります。歯磨き粉を持ち歩く必要なし。たとえ世の中から歯磨き粉が姿を消そうとも、この「キスユー」があればわたしは生きていける。これが「イオンの力」なのかは知らないけれど。


#キスユー #歯ブラシ